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糸柳ブログ

2022.03.09糸柳便り

親に旅行をプレゼントしたいときは?旅行先の選び方と注意点

大人になると自然と減っていってしまう親との交流。『親孝行』はそういった関係性をより良くするためのものとして活用するイベントとも言えるでしょう。せっかくの親孝行だからこそ、少しでも長く一緒に居れるプレゼントをして、積もった話をするのも良いかもしれません。

そこで当記事では、親孝行に適した旅行先の選び方をご紹介します。「親孝行をしたいけど、何をすればいいかわからない…」といった気持ちをお持ちの方こそぜひ当記事の内容を参考に旅行先選びに役立ててみてください。
 

親孝行に適した旅行先の選び方

親孝行で行く旅行は『親のために企画する旅行』でなくてはいけません。自分が行きたい場所を選んで親が楽しめない旅行になってしまっては本末転倒です。もちろん、親は子どもからもらうプレゼントはなんでも嬉しいはずですが、旅行は家族全員が楽しめなければ良い思い出にはならないので、親が楽しめる場所を選ぶのが好ましいでしょう。

親が楽しめる場所には、親の好き嫌い、行きたい場所、年齢を配慮して決める必要があります。特に年齢は、高齢であればあるほど遠い旅行先だと疲れてしまうので、なるべくアクセスがいい場所を選ぶのが好ましいです。以上のことを踏まえて、以下の内容を参考に旅行先の選び方を確認してください。
 

親に行きたい場所を聞いてみる

親のために企画する旅行ですから、実際に親に行きたい場所がないか聞いてみるのも一つの方法です。サプライズで連れていくのもプレゼントの醍醐味ですが、多くの経験を積んできた両親だからこそ行きたいと思っている場所があるかもしれません。そういった気持ちに応えられるように旅行先を決めるのも、親孝行の一つと言えるでしょう。

もし、両親にこれといった要望がない場合は『過去に行った場所』へ再訪するのも選択肢の一つです。実際に行ったことがある場所なら、両親が二人で決めた行き先のはずなので失敗する可能性が低いでしょう。
 

アクセスの良いところを選ぶ

親の年齢が高齢だとあまり遠出はおすすめできません。いくら車や新幹線を活用したとしても、長時間の移動はそれなりの負担になってしまいます。例えば、駅から2〜3分の位置にある旅館へ行くなら負担を最小限にできますが、歩いて10分もかかるような場所を選んでしまうと歩く負担が増えてしまうでしょう。

両親に「行ってよかった」と思ってもらえるような快適な旅行にするためにも、アクセスの良い(到着までの時間が短い)場所を選ぶように心がけてください。もし公共機関を使って行く場合は、現地に着いたらレンタカーを利用するなどして、親の負担を最小限にするように努力しましょう。
 

孫と楽しめる場所を選ぶ

お子様(孫)がいらっしゃる場合は、お子様も楽しめる場所を選ぶのも一つのポイントです。親の要望を聞くのも大事ですが、お子様がいる場合はお子様が楽しめる場所かどうかも配慮しないと楽しい旅行になりません。なぜなら、孫が楽しめない旅行を見てもおじいいちゃんおばあちゃんは楽しい気分になれないからです。

もちろん、親の体力とお子様の体力を比べても意味がないので、双方に配慮した上で全員が楽しめる旅行先を選ぶようにしましょう。例えば、宿泊先の近くにテーマパークがあるような場所を選べば、親がくつろいでいる間にお子様を連れて行ったりすることもできます。
 

旅行先を選ぶ時の注意点

旅行先を選ぶ際の注意点として、以下の2点があります。
・    足腰への負担を考える
・    食事は体に優しいものにする

親の年齢にもよりますが、自身より年上なので自分基準で考えず親の体の負担に配慮して旅行先を決めましょう。ネットで決める場合、ネットの情報(徒歩〜分など)は高齢の方の歩くスピードに合わせて書かれていないことが多いので、実際に宿泊先に連絡をして詳細を確認することをおすすめします、また、その際に電話の対応も確認して『良さそうな旅館かどうか』を判断するのも大切です。
 

足腰への負担を考える

旅行をプレゼントできるような年に自分がなると、大体の親世代の方は足腰が弱ってしまっていることが多いです。足腰が弱ってくると小さな段差で躓いてしまったり、長距離の徒歩がきつくなってしまったりして、多くの観光先を回る余裕がなくなります。そうなると全員が楽しめないだけでなく、親が悲しい気持ちになってしまうので足腰に配慮した旅行先を選ぶのが好ましいです。

●親の身体状態を考える

高齢になってくると体に不自由な部分が出てきやすくなるので、それらに配慮した旅行先を選ばなくてはいけません。不自由と感じる部分は人それぞれで、バリアフリーが必要だったり、床ではなくベッドで寝られる環境が必要だったりと親の身体状態に合わせて選択しましょう。他にも、車椅子を使用している場合は車椅子でも室内を動ける宿泊先の方が良いですし、持病がある場合は病院にすぐにアクセスできるような宿泊先を選ぶべきです。

●宿の動線に気を付ける

親との旅行では、宿泊先の動線がどうなっているかも確認したうえ宿泊先を選びましょう。車椅子を使うようであれば『部屋のドア幅』『階段の有無』『エレベーターの有無』など、杖を使う場合は『スロープの有無』などをしっかり確認しておきましょう。上記のように、普段の生活では気にならないところも宿泊先に行くことで不便さを感じる点は多々あります。親の状態を自身で把握しかねる部分があるなら、実際に確認をしたうえで選ぶのが好ましいです。
 

食事は体に優しいものを

歳を重ねると消化器官が弱くなって、食事による胃への負担がかかりやすくなります。宿泊先によっては『〜牛フェア』や『北海道フェア』などと高級食材を謳って宣伝をしているところもありますが、歯が弱い人には食べづらかったり、消化しにくい料理が多かったりするので、親世代の方にも配慮した料理が出るのか確認しておきましょう。食事は味が全てではありません、見た目などからも楽しむことができるので、そういった点を踏まえて選ぶと親も喜んでくれるかもしれません。
 

親世代には温泉がおすすめ

温泉

オーベルジュのようなおしゃれなレストランで盛大に親孝行するのも喜んでもらえると思いますが、親にゆったりと休んでもらうのであれば旅館や観光ホテルの方が好まれるでしょう。実際に温泉がある宿泊先を選べば以下のようなメリットが期待できるでしょう。
・    健康促進効果が期待できる
・    のんびりできる

アクティブな旅行よりもゆったりと休めて、温泉の効能をふんだんに味わう方が親世代にはおすすめの旅行です。孫がいる場合でも温泉があれば家族全員で満喫できること間違いありません。
 

健康促進効果が期待できる

日本には古くから『湯治』というものがあります。湯治とは温泉地に長期滞在して入浴をすることで自己免疫力を高め、病気を治療する方法を指します。高齢になるほど免疫力が低下してくるので、それに合わせて免疫力向上が期待できる温泉に行く人は多いです。最近では環境省により『新・湯治』プランが発表されて、温泉が健康長寿やリフレッシュの場として再評価されてきています。
 

のんびりできる

旅館や観光ホテルはのんびりできるように作られている場合がほとんどです。親はアクティブなテーマパークよりも、ゆっくりできる場所で長年の疲れを取れる方が嬉しいので、旅行先はのんびりできる温泉がおすすめです。温泉なら何度でも入れる旅館がほとんどですし、1日旅館にいても飽きることがありません。宿泊施設によっては娯楽施設があるなど、世代問わず楽しめる場所もあるので、孫がいる場合はそういった施設があるかも確認しておくとより楽しい旅行になるでしょう。
 

まとめ

親孝行でなにかをプレゼントするのであれば、温泉旅行がおすすめです。温泉旅行なら親の身体状態や趣味に配慮した行き先が選べるだけでなく、のんびりとした時間を過ごせます。さらには、温泉には湯治という効果があり、健康促進の効果にも期待できるでしょう。

もし、東京近辺で温泉旅行先をお探しになる場合はぜひ『石和名湯館 糸柳』へお越しください。こちらでは親世代の方にも配慮した料理や、素材の味を生かした美味しい料理を提供できるだけなく、山梨で最大規模の温泉『石和温泉』を味わうこともできます。さらに、岩盤浴に似ている『薬石浴』というのもあり、温泉だけでも十分に満喫できるのが特徴です。まだ、行き先が決まっていなければ、ぜひ『石和名湯館 糸柳』へお越しください。