MENUCLOSE

ご宿泊予約

糸柳ブログ

2022.08.06観光案内

【山梨の水族館】森の中の水族館。の魅力とは?子どももワクワク!

この記事では、山梨県が誇る水族館である「森の中の水族館。(山梨県立富士湧水の里水族館)」について、その魅力や周辺地域の特徴についてご紹介します。山梨観光を考えている方は、ぜひ参考にしてください。


「山梨県の水族館に行きたい!」と思った際に、まず候補として挙がるのが「森の中の水族館。(山梨県立富士湧水の里水族館)」でしょう。「森の中の水族館。」は、日本でも有数の淡水魚水族館として有名で、鑑賞エリアはもちろん、たくさんの生き物と実際に触れあえるような体験イベントなども充実している点が特徴です。

この記事では、そんな「森の中の水族館。」がある山梨県忍野村の魅力や、水族館の詳細についてご紹介いたします。

山梨県の水族館「森の中の水族館。-山梨県立富士湧水の里水族館-」

水族館といえば海に面した都道府県にあるイメージがある方も多いと思いますが、実は山梨県にも水族館があります。その名は「森の中の水族館。(山梨県立富士湧水の里水族館)」。

「森の中の水族館。」は、山梨県東南部の忍野村にある、淡水魚の展示をメインとしている水族館です。合言葉は「水を知り、水とたわむれ、水を育む」。水槽の水には富士山の湧水を使用しています。自然界で暮らす姿に近い淡水魚を見られる「淡水魚専門の水族館」であり、日本でも珍しい水族館の一つとして知られています。
 

山梨県忍野村はどんな町?

忍野村は、山梨県の東南部の富士山の麓にある自然豊かな町です。南には富士山、東には石割山があり、忍野村は山に囲まれた標高936mの場所にある町となっています。また忍野村には、山中湖から流れ出る桂川、新名庄川と、2つの川が流れています。

忍野村で人気の観光地といえばやはり「忍野八海」。忍野八海は富士山の伏流水に水源がある湧水池で、世界遺産「富士山」の構成資産の一部としても認定されました。忍野八海から臨む富士山の光景はまさに絶景で、富士山の写真を撮りに訪れる人も多くいるほどです。
 

「森の中の水族館。」の魅力は?

「森の中の水族館。」は、2001年4月にオープンしました。「山梨県が、いかに水に恵まれいかに多くの淡水魚を養殖しているか」ということを伝えるのが設立の目的であり、館内には淡水魚を中心に約100種、1万匹に及ぶ生物が展示されています。

以下では、そんな「森の中の水族館。」の魅力を3つの軸に沿ってご紹介します。
 

たくさんの水槽で大興奮間違いなし!

「森の中の水族館。」には、淡水魚を見られるたくさんの水槽があり、その水槽一つひとつに異なった特徴や仕掛けがあります。

【「森の中の水族館。」にある主な水槽】
二重回遊水槽
水族館の中央にあるメインの水槽です。イトウやニジマスなど、約3,000匹の魚が泳いでいます。水槽は内外で二重に仕切られていますが、透明度が高い富士山の湧水を使用しているため、あたかも一つの水槽として内外の魚が一緒に泳いでいるように見えるのが特徴です。
 
横見水槽
水族館の外にある池の中を、大きなガラス窓から鑑賞できる水槽です。池の奥には森が広がっているので、まるで森の中の水中にいるようなワクワクの体験をすることができます。水槽の前には畳が用意されており、寝ころびながら楽しむことも可能です。

※新型コロナウイルス感染症対策のため、休止している場合があります
 
流水水槽
川の源流・上流から中流までの生息環境を再現した水槽です。イワナ・ヤマメ・アマゴ・オイカワ・ウグイなどの淡水魚を鑑賞できます。
 
深みの魚水槽
富士五湖の中でも水深が深い本栖湖・西湖をイメージして作られた水槽です。ナマズ・オオクチバス・ブルーギルなどを観察できます。
(出典:森の中の水族館。「特徴」)

他にも、岸辺の魚水槽や水草水槽、マンスリー水槽などの水槽があり、マンスリー水槽では毎月異なったテーマで展示が行われています。

パノラマスクリーンでお魚の生態を深く知れる!

「森の中の水族館。」の2階には「シアターホール」があり、ここでは180インチ×3面のパノラマスクリーンで、淡水魚の生態・生息場所などについて紹介した映像を見ることができます。座席は100席もあるので、子どもたちの学びの場としても使用されている場所です。

また、2階にはシアターホール以外にも、「2階企画展示コーナー」「マイクロアクアリウムコーナー」「おいしい水族館」「レクチャーコーナー」「水中カメラ・水上カメラコーナー」「ライブラリーコーナー」など、様々な展示がされています。

(出典:森の中の水族館。「シアターホール」)
 

企画展や体験教室でお子様もワクワク!

「森の中の水族館。」では、「鑑賞」だけでなく実際に「体験」ができるのも大きな魅力です。例えば、二重回遊水槽で泳いでいる魚に実際にエサやりができる「エサやり体験」や、水族館の裏側を案内してもらえる「バックヤードツアー」、様々な生き物と実際に触って触れ合える「色んな生き物さわってミ~ナ」などが挙げられます。
(出典:森の中の水族館。「水族館パンフレット」)
※新型コロナウイルス感染症対策のため、休止している場合があります

企画展は、水族館1階の企画水槽で行われており、例えば2022年の春〜夏期間には、毒や鋭いトゲなどを持つ生物を展示した「キケンな生き物展」が開催されていました。
(出典:森の中の水族館。「企画展」)
 

「森の中の水族館。」の営業時間・料金・アクセス情報

営業時間 7~9月:9:00~18:00
10~6月:9:00~17:00

休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、12/28~1/1
入場料 一般料金
【大人】420円
【小中学生】200円(毎週土曜日は無料)
【幼児(乳児・未就学児)】無料
【障害者】無料(要障害者手帳 ※提示者1名様につき介護者1名様まで無料)

駐車料金
無料(普通車 約100台収容)
住所 〒401−0511
山梨県南都留郡忍野村忍草3098-1 さかな公園内
電話番号 0555-20-5135
アクセス 【自動車】
・東富士五湖道路山中湖ICから5分
・中央高速河口湖ICから20分
・国道138号線忍野入口信号または自衛隊入口信号から3分

【バス】
・富士急山梨バス「さかな公園」から徒歩3分
(出典:森の中の水族館。「営業時間・料金」)
(出典:森の中の水族館。「アクセス」)

 

「森の中の水族館。」で遊んだ後は「石和温泉」でゆっくり!

「森の中の水族館。」で遊んだ後は、ぜひ山梨県の他の観光地を巡ってみてはいかがでしょうか。特に、山梨最大規模の温泉郷である「石和温泉」は、ぜひ一度お越しいただきたい場所です。温泉は、「肌がすべすべになる」と評判が高いことでも知られ、日本全国から多くの人が訪れる、日本でも屈指の温泉街です。

旅館やホテルの数は40軒を超え、小さな宿から大型ホテルまで多彩な宿泊施設があるほか、日帰り温泉や温泉街でのショッピング・レストランなども楽しめます。

まとめ

「森の中の水族館。」は、透明度の高い富士山の湧水を使用しており、その透明度から、あたかも魚が空中を飛んでるような光景を楽しめる水族館です。子どもはもちろん大人も楽しめるスポットなので「山梨県で水族館に行きたいな」と思ったときには、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

また、「森の中の水族館。」から車で1時間ほどで石和温泉にもアクセスできます。石和温泉はアルカリ性単純泉の温泉で、慢性消化器病、冷え性、神経痛、打ち身などに効能があると言われており、旅の疲れを癒すにはもってこいのスポットです。